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大崎事件の再審取り消し、司法のメンツは人命よりも重いのか? [ニュース]

こんにちは、こんばんは
ジリスです


大崎事件の再審取り消し、司法のメンツは人命よりも重いのか?


2019年6月25日、最高裁判所は弁護側が新たに証拠として提出した鑑定結果の評価が誤っていたとして、
再審開始決定を取り消しました
大崎事件で地・高裁が認めた新証拠も認められなかった形になります

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・大崎事件とは?
1979年10月15日、大崎町の牛小屋堆肥置き場で家主の遺体が発見されました
警察は殺人事件と判断
10月18日、被害者の隣に住む被害者の長兄と次兄が、殺人・死体遺棄容疑で逮捕され
さらに10月27日に甥を死体遺棄容疑、10月30日に長兄の妻を殺人・死体遺棄容疑で逮捕
長兄の妻を主犯とし、長兄・次兄・甥とともに酒乱の被害者を保険金目的で殺害しようとしたとして起訴したものです
裁判の末に長兄の妻を主犯として「被害者を西洋タオルで絞め殺して牛小屋堆肥置き場に死体を遺棄した」とする
殺人・死体遺棄罪で長兄の妻に懲役10年、長兄に懲役8年、次兄に懲役7年、甥に懲役1年の判決が確定
ですが・・・
逮捕された「共犯者」には「知的障害・精神障害の傾向」があり
「自白を誘導されたのではないか?」という疑惑がついて回りました

1987年4月25日に次兄が、1993年10月2日に長兄が死亡し 甥は受刑後に事件への関与をすべて否定し、再審への道を探していましたが、 その道が閉ざされると1997年9月19日に自殺しました


・今回の最高裁の決定

長兄の妻によって第3次再審請求が行われていました
弁護側は遺体の解剖写真に基づく法医学者の鑑定書を新証拠として提出し、
鹿児島地裁、福岡高裁宮崎支部で再審が認められました
自白についても「捜査機関の誘導で変遷した疑いがあり、信用性は高くない」と判断されていました
最高裁判所は弁護側が新たに証拠として提出した鑑定結果の評価が誤っていたとして、
再審開始決定を取り消し
「遺体を直接見ずに解剖時の写真などを基に示された見解で、死因を決定的には証明できない」と判断を発表
共犯者らの自白や近隣住民の証言について「互いに支え合うだけでなく、客観状況にも支えられており、信用できる」などと評価
「鑑定結果を過大評価し、証拠の実質的な総合評価を行わずに結論を導いた」と批判し、
鑑定結果が再審開始の要件となる「無罪を言い渡すべき明らかな証拠」とはいえないと結論付けました




・この事件が与える影響

「再審」が認められ名誉を回復する風潮に
冷や水を浴びせるになりました
もしかしたら「再審」が認められる流れが
遮断されるかもしれません


さて、「再審が通らない」のであれば
果たしてどれだけが泣き寝入りで済ますでしょうね?

「毒を食らわば皿まで」と言う言葉があります
表社会に見切りをつけて裏社会で生きる事にした人
憎悪に駆られ司法機関を標的のテロを起こす人
独自に捜査を進めて真犯人を殺しに行く人、etc

これらはあくまでジリスの想定ではありますが
「再審が通らない」ことはつまり
「一度決定したものはどうあがいても剥がれない」わけです
名誉も回復できません
身に覚えのない罪を背負ったまま生きる事に耐えられる人は どれだけいるでしょうか? 人生を狂わされて「運がなかった」と諦めて済ます人はどれだけいるでしょうか?

冤罪は司法への不信を生みます 再審すら奪われれば個人的報復に動く人が出ても不思議ではないでしょう

その矛先は犯人だけとは限りません メンツを守るために「人生を奪った」のは誰か? それを考えれば復讐の対象になるのはどこの誰か 自ずと導き出されるでしょう

法の信頼性を取り戻し法に則った社会にする
法よりも人命よりもメンツを重要視して 個人の復讐の横行する社会にする
すべては今後の司法の行動にかかっています


ではまた









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